完全に言い忘れていたが、僕はバンドマン。CODYというバンドのぼーかるとぎたーなのだ。

さぁ、本文はバンドと関係ない事を書く。音楽すら関係ない。

5/11、ラフォーレ原宿ヘンリー・ダーガー展を観に行ってきた。ほぺぺ〜と言いながら行ってきた。

ヘンリー・ダーガー。この人物のことを知ったのは、4年ほど前。本屋をぶらついとった時だった。

ひときわ、ジャジャン、と僕の目を引きつけ引き止めた一冊のアート本。その表紙には鉛筆と水彩絵の具で「少女達」が描かれていた。何とも不思議で魅力的な線と色彩感であった。

手に取ってパラパラとページを幾つかめくってみた。なんじゃこら、と思った。あらゆる意味をふくんだ、なんじゃこら、だった。

楽観的な表情を浮かべる少女達(獣の様なツノや、蝶の様なハネを持つ少女もいる)、爆撃されている野、残虐な殺しをしている兵士らしき男達、美しい花々や木々。それらがごった煮になって、画面をうめている。なんじゃこら。

ピクニックにでも行くんかえ?みたいな顔した少女達はどうやら兵士らしき男達と戦っている様だ。なんじゃこら。

そして、少女達にはおちんちんついてる。なんですのん。まちがえた。なんじゃこら。

ほとんどのページがそんな内容の絵。なんじゃこら。

そんなこんなの、なんじゃこら、で興味のわいた僕は、その本の値段を見た。6千円くらいした。財布の中身と僕の気持ちはとても悲しかった。

しばらくしてヘンリー・ダーガーのドキュメント映画がやるのを知り渋谷へ観に行った。

正直、個人的には眠たい映画だったが、ヘンリー・ダーガーについての色々を知った。興味は増すばかりであった。(ここでは彼の詳しい人物像の記載ははぶく。興味の湧いた方はペロッとピーシーを使って調べてみたらよろしいと思う。)

そして、今回の展示会である。

予想をはるかに上回り脳天突き破られる程、素晴らしい展示会であった。

えんぴつと水彩絵の具で描かれた(所々に写真や印刷物のコラージュも含まれる)原画の数々はもちろん、実際に使っていた画材や、ダーガーが収集していた印刷物の現物の一部も展示されていた。画材や生活の一部が展示される事ってなかなか有りそうで無い。貴重。

そしてヘンリー・ダーガー自身の人生についての文章も展示してあり、あらためて唸った。

本当に行って良かったと思える展示会であった。あぁー行ってよかったぁー。

もうこれ書くのつかれてきちゃった。おわる。

あひ〜