音楽の不思議で生活に味つけを。キューピーマヨ◯ーズ。

天候すぐれぬ日が続いてますね。

僕はかなり引きこもり率が増していて、家でラーメン(出前一丁)ばかり食べています。と言っても一日中ラーメンを食べ続けているわけでは勿論ありません。たまにはパンも食べます。

まぁそんな具合に日々を食しているわけですが、どんな間の抜けた生活風景にもバックミュージックをひとつ加わえることによってただの「風景」を「シーン」に変えることができる事実をみなさんはご存知でしょうか。僕は今気づきました。音楽の不思議。魔法のスパイス。


という事で、最近僕が生活の味付けに加えている音楽を紹介してゆきます。
※とくに最新の音源ばかり、というわけではないです。


最近買った中では、よく聴いているのがWise Bloodの「These Wings」。
最高すぎました。全曲良かった。6曲入り(+1曲ボーナス)のミニアルバムなんだけど、あと5曲くらいまとめて聴いていたい感じ。

聴いてて、何だかとっても異国感。自部屋に居ながら「シーン」としては異国。


同時期に買ったThe War On Drugsもイイ。
ドリーミーなサウンド群にのせてボブ・ディランが歌っている様。とかレビュー表やらポップに書かれててナジャソラと思いながら試聴してみたらナルホドーと笑ってしまって、音も好きな感じだったので買いました。

夜中に聴くと、まどろみと現実の狭間感が「シーン」としてハマる。


あー、またふわぁっとしたものばかりか。と御思いになっている事でしょうが、しかし

Yuckもよく聴いてます。

90年代オルタナ感が匂う。匂うね。ふるえるね。でも個人的には日本人に耳触りの良いメロディーの曲も多々あるなぁと感じます。とくにゆっくりめな曲。あまり海外の曲聴かない人にも海外ロック入門に良いかもしれません。わからんけど。
ただ最近聴いていて思うのは、冬に聴くよりも、またもう少し暖かい気候になってきてから聴いた方が素敵な「シーン」を味わえる率の上がるアルバムですね。


それと、Cloud Nothings
このバンド、前のアルバムは「結構POPな人ら」っていう印象でしたが、最近出たばかりの音源は何と言うか「ずいぶん男っぽく」なってます。モテたい軟派さを削ぎ落として目付きがグッと鋭くなった感じというか。兎に角カッコいいです。
その今作、レコーディングをスティーブ・アルビニがやっているそうで、何だか納得です。そら削ぎ落ちるわと。個人的にはこれからも今作の流れのまま進化していってほしいです。

この曲は今作の中でもわりとPOPな曲だと思います。ドラムの音が超良い。
今みたいに冬の寒い日にタバコに火をつけて今作を聴けば、貴方が女性であろうとも男のテイで「シーン」に浸れるでしょう。カッコいいスわ。

へぇー、ふわぁっとしたのばかりでは無いじゃん。と御思いになったでしょうか。ありがとうございます。


つづいては女性シンガー。

Princess Chelsea。

よっしゃ。ふわぁっとしてドツボや。
しかし、日本ではCD売ってなさそうです。多分。このサイトでCD購入orダウンロードできます。
上の動画の曲では男女で歌っていますが、デュオではないらしく女性のソロアーティストみたいです。この曲は、聴けばいつでもどこでもアンニュイな「シーン」に誘ってくれます。なんか女性が主人公のちよっぴり悲しい映画のエンディングに流れても合いそう。


疲れてきた…。

最後に、LANA DEL REYという女性シンガーを紹介。
現代にこんな歌うたえる人いたのか。と思いました。いや、いるんでしょうけどもね。なんと言うか、なんとも言えませんが。とにかくこの曲を聴いた時イッパツで虜になりましたわ。

これがバックミュージックだったら、コンビニあたりでアホのような輩がわめき騒いでいたとしても、その者達を愛おしい眼差しで見ていられそうですよね。
そんなラナデルレイ嬢、CDについていたレビューや歌詞を読むとさらに気になる存在に。
「生まれて死んで行く」考えれば誰でもたどり着く闇。でも彼女は「考えてたどり着いた」というよりは、その闇に「ふと気づいた」人なんじゃないか、という感じが曲や詩やレビューに書かれた人物背景から漂ってきます。それがどうしたと言われると何ともうまく言えませんが…。ある日、闇を抱えてしまった人。というよりは、自然に闇と同居してる人。みたいな雰囲気。まぁそれがどうしたと言われると何ともうまく言えませんがね。というかそんな事わりとどうでもいい。とにかく何だか謎めいていて不思議な魅力を放つシンガーです。
要チェックやで。


もうちょっと、レコード屋の福袋で買った音源とか紹介したかったけどもうダメ。疲れた。へたれきった。

2月後半あたりにはPerfume Geniusの新譜でるみたいで、楽しみです。
調べてみたら、今年は夏までに好きなアーティストの新譜がめっちゃ出そうでわくわくしている。そんな毎日。
という事で、みなさんも時折日々にバックミュージックを流して、ただの「風景」を「シーン」に変えて、そして時にはその「シーン」にひたっていつもと違う自分を演じてみたりなんかしちゃって生活を彩ってみてはどうでしょうかという所で終わっときます…。


あ、そうそう。こんな人の音楽紹介ばかりして、自分のバンドはどうなっとんのだ、と思っていらっしゃる方も2、3人いるかもしれないので言っておきますと、我がバンドCODYは現在、新曲を鋭意製作中であり、そしてLIVE活動復帰も間近にせまっておる状況であります。詳細はもうしばしお待ちになられるようお願い申し上げたく候。

鋭意ってなんかカッコイイ。


へどろのように疲れた。

おわり。