クレー展と僕のギター
クレーの作品は2009年の「20世紀のはじまり ピカソとクレーの生きた時代」という展示会以来の、あのー、アレなの。あのー、行ってきたの。
こんな絵なの→ココをクリクリッとクリック
素敵な色彩と線なの。
前回のピカソとの展示会とはまた違った作品群で、ほほ〜、とか、ふふ〜ん、とか言って観てきたの。
クレー独自の技法が解りやすく紹介されていて、ほほ〜、とか、ふふ〜ん、だったのよ。あ。だったの。
ただ描くだけではなく、描いたものを切って、貼ってしたり、はたまた切ったまま分離させてそれぞれひとつづつの作品にしたりしてたのだぜ。(たのなの文体飽きた。)
あと一度描いた線画の下に真っ黒に塗った紙を敷いて、現代で言うカーボン紙の要領でその一度描いた線画をなぞり新たに独特の線画を生み出す技法に、ほっほ〜う、と言った。心の中で。言った。
でも個人的にはクレーは線より色が好き。今回ももっと色の作品を観たかったっすわ。
またクレー展あったら行きたい。
あとは、何となく僕のギターの事を書く。
今メインで使っているジャズマスターが不調を極めつつあるので、次のライブには僕が初めて買った一万円のギターを使うかもしれん。
この一万円ギター、買ったその日から問題児ぶりを発揮してそれはもう問題児なので問題児だなぁコイツ、本当に問題児だよね。と思っている問題児ギターなのである。
何がどう問題児なのかと言えば、まず家に持ち帰り、うひょひょん、と言いながらアンプに繋いでさっそく弾いてこましたろん。と、ギターの音を電気信号に変換して、アンプから音を出すための業界用語で「シールド」と呼ばれるアンプとギターを繋ぐ線、いわゆるケーブルをその一万円ギターの穴に、いざブっ挿そう、としたらコレ、挿さらん。何回力強くグッシグッシ押し込んでも、ぼよんっとシールドが押し戻されてしまう。
それを治しに購入店へ持って行き「修理に一週間」と言われたので、一週間後にまた店へ受け取りに行くと、完全にシリアルナンバーの違うまったく新しい別のギターを渡される。この一週間は何だったんだ。オイ。(ちなみにシリアルナンバーは何と、シールで貼ってある。)
仕方なしにその新しいギターをまた家に持ち帰り、シールドを挿す。挿さった!!(感動)そのままウキウキ遊ぼ〜っと思いチューニングをする僕。
そしたら業界用語で「ナット」と呼ばれる弦を固定する部分が、ンッペーン。て欠け、吹っ飛ぶ。
また購入店に持って行っても一週間待たされて違うギター渡されるだけなので、僕の持ち前の発想と思いやりでコレを応急処置。しながら今現在もコレを使っている。
という問題児なのであるのだ。
僕は「このギターはもう事件だ。」と思い、ストラトキャスターのカタチしたその一万円のギターに、ニュースキャスターという名前を付けた。
このギターに出逢った時、世のニュースキャスターは口をそろえて言うだろう。「このギター自体が事件だ」と。てな具合で。
そんなギターを次のライブで使うかもしれん。
事件。起こるか。
寝る。
おわり。